【商品情報】モロッコラグ・ベニワレンが素敵な理由（其の3：サイズ選び）

2019.03.22 ー旅と手仕事ー

【商品情報】モロッコラグ・ベニワレンが素敵な理由（其の3：サイズ選び）

私も大好きで愛用しているモロッコのラグ「ベニワレン（ベニオラレン）」の魅力を4回に分けてお届けしています。今回は、実際に日本の環境で使う時のサイズ選びについて。

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環境の違いから最適を選ぶ

ラグを選ぶ時、皆さんは何を一番考えますか？「デザイン？お値段？？サイズ？？？」全部とっても重要なのですが、長く使うにはサイズ選びもとっても重要！ということで、ベニワレンのサイズ選び方についてです。

サイズ選びは慎重に

前回、前々回の記事に書いたように、ベニワレンはとっても魅力的なアイテムです。お家に敷けばインテリアが素敵にアップグレードされるでしょう。しかしながらサイズ選びは慎重に。なぜならベニワレンは私達が住む日本とは全く異なる砂漠の国モロッコで生まれたラグだからです。

よくラグを購入するときに、フローリングが見えなくなるくらいのリビングいっぱいに敷き詰めるようなイメージをされる方もいらっしゃると思います。しかしながらラグの役割は、フローリングを傷つけない、階下への防音対策、足元の温めと言った機能面もさることながら、素敵なインテリア作りの要素としての役割が大きいのではないかと思います。

お部屋の大きさと天井高

ベニワレンも2m、3m越えの大き目サイズをご希望になる方がいらっしゃいます。私が接客するときに、最初にベニワレンを使いたいお部屋の大きさと天井の高さをお伺いします。ベニワレンは、ベージュでシンプルなデザインなので、お部屋に合わせやすいデザインであることは言うまでもないのですが、毛足が長いので存在感がありお部屋のサイズや天井高に対して、サイズが大きすぎるとお部屋を圧迫してしまうことがあります。これは他のラグでも言えることなのですが、柄が派手だったり色が強いと同じことが言えます。日本の住宅の場合、リビングの広さと天井高は限られる場合が多いので、長くベニワレンを実際に使っている私としては、扱いやすい小さめサイズをいつもおすすめしています。実際に小さめサイズがよく売れていたりします。

小さめサイズがオススメな3つの理由

其の１：汚してしまった時のお手入れのしやすさ。

ラグやカーペットを汚してしまうこと、どんにな気を付けていても絶対に経験ありますよね。私もよくやりますww 万が一ベニワレンを汚してしまってもすぐに洗って干して出来たら、汚れは最小限でカバーできると思います。そんな時扱いがしやすい小さめサイズだと洗って干してまでが楽です。実際私も150cm×70cmのものを使っていますが、毛足が長く重さがあるベニワレンも女性一人で動かして、洗って干しての作業が可能です。

其の2：模様替えの汎用性の高さ。

機能面のみだけではなくインテリアを楽しみたいという方にとって、2m越えのラグは、どうしても家の中で使える場所がリビングのみ、と限られますが、小さいサイズのベニワレンは、リビングで使っていてちょっと気分を変えたいな、、なんて時にダイニング、寝室、子供部屋、玄関などなどスペースに合わせて他の場所で使うことも可能。季節や気分、お家を引っ越ししたときなどライフスタイルに合わせて、使い方を変化させられるのが魅力なのです。

其の３：収納スペースの問題。

お家の中での臨時の行事などの時、一旦ラグを片付けなければいけない場合、家のクローゼットや物置のスペースを考えると、大き目サイズに比べ小さめサイズは畳めば比較的コンパクトに収納可能です。片づけてまた出しての作業も含め小さめサイズには扱いやすさのメリットは大きいです。

部屋の大きさが広くなくても、天井高がある程度あると空間に抜けができるので、毛足の長い大き目サイズのベニワレンを敷いても大丈夫だったりするのですが、日本の住宅でそれをのぞめるのは少ないと思います。心地よく毎日過ごす空間作りは、モノをぎっしり詰め込むよりも、少し余白があるくらいのスペースが心地よいのではないでしょうか。前回の記事「インテリアの実用例」でご紹介したマラケシュのリヤドで使っているベニワレンも小さめサイズをポイント使いしています。

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