2018秋スペインの旅・バスク編 vol.2-バスクのお天気&服装-
間もなくGWということで、先週から訪問いただく方が急増しております!ということで前回から私が何度も訪れて魅了されているスペインのバスク地方の記事を書きはじめたのですが、お知り合いにGWにバスクに行く方から「この時期のヨーロッパって何を持って行ったらよいかしら?」と聞かれたので、今回は、気象状況の異なるバスクについてと、服装について書いてみたいと思います。
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スペイン=暑いは間違い!?
このすぐ上の写真は昨年4月20日頃に訪れたバルセロナの様子。もう夏!と言わんばかりの青い空と爽やかなな風。そして人々は海に飛び込みます。スペインといえば太陽の国とも言われこんな感じの気候を想像する人も多いのではないでしょうか。
こちらバルセロナの後に訪れたバスクの人気エリア、サン・セバスチャンの様子。雨は降っていませんが、曇りがち、1日を通してこのような曇り空が続くのがスペイン側のバスクの特徴。写真の中でツーリストが着ているのもアウターに長袖、長ズボンというスタイルです。
上の2枚同じスペインとは思えないほど気候が違います。私もバスクに訪れるまではスペインの青い空とカラッとした気候を思い浮かべていたのですが、真夏7月後半に訪れた時も長袖が必要なほど気温が低めで、海に入るような気温まで上がる日はなかなか稀だったように思います。
小さなエリアで異なる気候
日本でいう沖縄と北海道ほどの違いがあるスペインの南エリアと北エリア。私もバスクに訪れるまでは、スペインの青い空とカラッとした気候を思い浮かべていたのですが、滞在していてカラッとした青空にはあまり遭遇したことがありません。
また、面白いことにスペイン側のバスクでも山側のエリアと海側のエリアではまた気候が異なるのです。特に山側は曇りがちで雨も多いのですが、山を抜けて海に出ると晴れていて気温が少し高かったり。。。更に言うと、スペイン側のバスクとフランス側のバスクでも気候が違って、同日でフランス側では海に入れるほどの青空と気温なのに、スペイン側に入ると曇っていて肌寒い。小さなエリアですが、驚くほど気候が違うのもバスクの特徴と言えるでしょう。
服装はどうする?
半袖が心地よくなるGW頃、日本と同じ服装でバスクに乗り込むのおすすめしません。厳密に言うとその年、その時期の気候によるので現地の天気予報を見ながらが確実だとは思いますが、私が経験したバスク、特にスペイン側のバスクで半袖だけで1日過ごせたことはありません。真夏の7月、8月であっても長袖が必要でした。
昨年の4月後半の時期は、ヨーロッパ全体が寒かったせいもあって、5℃から12℃程の気温だったので、インナーダウンとレインコートを重ねて、日中気温があがったらインナーダウンを脱いでという感じで調整していました。今年は例年通りの気候のようで、今日の予報だと日中は20℃くらいまであがって朝晩が10℃ほどのようなので、インナーダウンは必要なさそうですが、長袖は必須です。
レインコートが大活躍
私がバスク旅に必ず持って行くのが、パッカブル(折り畳み)のレインコート。レインコートは軽くてかさばらないので、気温に合わせて脱ぎ着できることと、お尻くらいまで丈があると、雨が降った時にフードをかぶれば雨がしのげます。そして薄いのに風よけになるので温かいのも嬉しいのです。春、夏、秋と3シーズンでヨーロッパ旅にはこのレインコートを持って行きます。少しお洒落なデザインの方が街歩きの時やレストランに入るときに良いので、少々高めにはなりますが、お洒落なデザインのものを選ぶと良いと思います。
インナーですが、この時期だと半袖だけで十分と思いがちですが、真夏のバスクでも長袖が大活躍した経験を持つので、Tシャツは半袖と長袖両方がおすすめです。宿泊先も朝晩冷えるので私は長袖で寝ていました。
足元はどうする!?
シューズは、雨が降ったことを考えるとスニーカーが1足あると良いと思いますが、サンダルでも問題ないと思います。個人的には、沢山歩く旅は足は冷えると疲れが取れにくい、疲労がたまりやすくなる、さらにヨーロッパのホテルは湯船がないので、足の冷えがリセットできないので、サンダルではなく、靴下+スニーカーがおすすめです。
バスクに行く楽しみと言えば食事だと思いますので、もし星付きのレストランにいくようであれば、綺麗なシューズが必要ですが、バル巡りくらいであればスニーカーだけで問題ないと思います。私はいつもスニーカーだけ。ヨーロッパの石畳は足が疲れやすいので、スニーカーも底が厚めのものがおすすめです。レザースニーカーだとカジュアルレストランくらいまでは対応できるので便利です。
今回は、服装について書いてみました。旅のご参考にしていただけたら幸いです~