【商品情報】Atelier Nihal-100年前の織機で革を織る-其の1
5月の暑さを忘れてしまうほど肌寒い日が続く東京。このまま20℃前後で時々昨日のような晴天で夏が過ぎてゆけば良いな~
さて、今週Online Shopをリニューアルしまして、今週から怒涛の商品発売ラッシュに入ります。ということで、5月に途中で終わってしまったバスクの記事はまた少し落ち着いたら再開予定です。
世界で唯一の革で織られたバッグ
Atelier Nihal / FLAT BAG “Size S / Parly white” ¥7,000-
皆さん、レザーのバッグというと、鞣した革が縫製されたものが一般的ですが、某イタリアのメゾンブランドのように、革を編んだものもあります。しかしながら私が今回日本にご紹介するのはAtelier Nihalというブランドの「革を織る」というテクニックを用いたバッグです。
Atelier Nihalのバッグ一覧
出会いは10年前のニース
まだ会社に所属してバイヤーをしていた10年前、夏のバカンスでプライベートでフランスのニースを訪れた時に、街行くマダムがとても素敵なバッグを持っていたので、気になって話しかけてみたのがはじまり。するとマダムは親切に「これはモロッコのマラケシュで買ったものなのよ」と言い、私はすかさずブランドタグを写真に撮らせてもらい、インターネットで検索して情報を集め、コンタクトを取ったのがはじまりでした。
めちゃくちゃ気になっていたブランドだったので、退職後すぐにモロッコに行く機会があり、その時にマラケシュにあるAtrier Nihalのショップ行ってみたら、バッグやポーチなどなどとっても好み!なデザインばかりで自分用にいっぱいお買い物。その時お店にいたムッシュ(後でデザイナーのご主人だとわかる)に「このブランドに興味があってわざわざ日本から来たんだ」って話してみたら、全く英語が通じず、そのまま帰国。
私物が大好評
かなりお気入りだった当時、日本で商談の時や展示会に行くときに持っていると、デザイナーやらプレスやら編集さんやらから「どこのバッグですか?」「買いたいです」というお声をいただき「もしやこれはイケるのでは?」と思い、独立したタイミングでこのブランドと取引をスタートしようと決めたのでした。
私はいつも買付をするときは、実際オーダーする前に「自分が使ってみてどうか」というのを試してみます。気に入っているブランドほど自分で事前に試してみて、それでやっぱり「大好き」なのか、使ってみて欠点を見つけてしまって「好きだけど日本では難しい」のかを判断したりします。
自分だけではなくて周りの反応も凄く大切で、自分は好きだけど他の人はどう感じるか、自分が実際使っていて周りの反応が良いものは、かなりの確率で成功するので、この世界唯一の革で織られたバッグも日本で紹介することに決めたのでした。
其の2へつづく