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バリ島癒され旅 vol.7 -Nyepi(ニュピ)のこと①-

Nyepi(ニュピ)って何?

さて、私が3月にバリに行った最も大きな理由は、バリ島の新年「Nyepi(ニュピ)」を体験する為でした。ニュピってチラリと聞いたことはあったものの、正直ニュピに対する興味はそんなになかった私。

ニュピを体験した知人からこれまで体験した事の無い様な神秘的な体験ができて、更に厄落しになると聞いて、俄然ニュピに興味が生まれ、今年のニュピの日にちに合わせて今回の旅をスケジュールしました。

毎年3月に訪れる(毎年日にちが違います)ニュピ。バリ・ヒンドゥ―教にとっては大切な行事の一つで、世界的にも珍しい、とても神秘的でユニークな行事です。今回は、日本ではほとんど知られていないニュピについて、レポートしたいと思います。

2018年のニュピは、3月17日(土)でした。こういった宗教行事は各国それぞれあるものですが、ニュピが特別なのは、バリ島に滞在するすべての人が対象になる点。どこの土地でも非宗教の人や観光客は除外されるのが多いのですが、このニュピについては全員がそれを行わなければなりません。

静寂の日「サイレントデイ」

ニュピ当日は、具体的に何があるかと言うと、「外出」「労働」「火」「灯り」「電気の使用」「殺生」が24時間禁止になります。バリ島にいるすべての人が対象なので、観光客もこれを守らなければなりません。ニュピ当日の日の出から翌日の日の出までの丸1日、自分の欲望を捨て静かに瞑想をして過ごすのです。

新年と言えば、日本をはじめ各国では盛大に華やかに迎えますが、バリ島の新年「ニュピ」は、ただひたすら静かに新年を迎える日なのです。騒音はもちろんホテルの敷地外やビーチへの外出も禁止。レストランやショップも全面休業となり、なんと空港も24時間閉鎖となり、道路には誰もいなくなり、家の中で電気を使わず静かに過ごす為、別名「静寂の日/サイレント・デイ」などと呼ばれます。

観光客だからニュピを知らずに、外出したり灯りを使ったりしているのが発見されると警察に厳しく注意され罰金が科せられるのだそう。

私が滞在したホテルでは、ニュピの日の滞在について誓約書があり全ての禁止事項が書かれておりそれを読んでサインしなければ宿泊できませんでした。そのくらい厳重で厳格な宗教行事がニュピなのです。

ニュピ前にはバリ島各地で様々な行事が行われます。次回vol,8では3日前に行われるMelasti(ムラスティ)についてレポートします。

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