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ー 旅と手仕事 ー

リスボン vol.3 アズレージョに魅せられて

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今回の旅の楽しみでもあったリスボンの街並み、特にアズレージョタイルが施された色彩豊かな建物。街の至るところで出会える可愛い建物たち。リスボンの街は、一言で言うと本当に可愛い!街歩きしているだけで本当に楽しいのです。自分の好みのタイルを見つけては写真に収めていました。色の組み合わせ、バランスもとっても勉強になるのです。

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ブーゲンビリアが華やかに

古い建物と可愛いタイル装飾を一層引き立たせる鮮やかな真っ赤なブーゲンビリアは記憶に残る風景に。

リスボンの街のあちこちにいろんな色のブーゲンビリアが咲いていて、パステルの建物、アズレージョタイルに鮮やかな色を添えながらも華やかな美しい景色を演出していました。

好みの壁面を探して

好みの建物をひたすらパシャパシャ。ブルーを基調にした細やかな文様の細工がとっても好み。
たくさんの色を使っていながら絶妙なバランス感を持つ壁面。窓枠や金属の手すりのレリーフとの相性もぴったり。長年使われて色褪せて色が馴染んで更に良い雰囲気を醸し出しています。

手仕事の工房を訪ねて

伝統的な手仕事でアズレージョタイルを作る工房「AZULEJOS DE FACHADO」へお邪魔してきました。若い女性の職人が伝統的な技法を大切に守りながら、小さな工房で丁寧にタイルを作っています。

一つずつ手描きで施されており、文様はポルトガルの伝統的な文様なんだとか。素焼きの状態で手描きで模様を描き、最後にガラス釉薬を乗せて焼いて仕上げていきます。

小さなタイルをいくつも組み合わせ、美しいタイル装飾の壁面が出来上がるんだそうです。今でも新しい建物も伝統的なアズレージョタイルが使われているんだそうです。

この真新しくビビットな色合いのタイルも、雨風にさらされて色褪せることでまた一層の趣が増して、リスボンの美しい街並みに馴染んでいくんでしょう。年月を重ねて変わらぬ美しさを魅せてくれる手仕事って素敵ですね。

職人さんもとっても気さくな明るい女性で、アズレージョタイルの歴史や作り方を新設に話してくれて、最後にはメールアドレスの交換までしてきました。
旅で地元の人に話を聞いたり、コミニュケーションを取るのは本当に楽しくて貴重な経験なのでとても大切にしています。ポルトガルの人のあたたかくて気さくな人柄に触れることができて素敵な時間でした。

◆場所:AZULEJOS DE FACHADO
Beco do Mexias 1, 1100-139 Lisboa
T:+351 966 176 953

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