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ー 旅と手仕事 ー

モロッコ・マラケシュ買付の旅 vol,2-魅惑のピンクシティー

リスボンからマラケシュへ移動した前回。今回は、私が愛してやまない魅惑の都市マラケシュについて書きたいと思います。

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美しいローズピンクに染まる街

はじめてモロッコに降り立った時、空港からのタクシーの車窓から見えたマラケシュの街並みは、マラケシュピンクと呼ばれる美しいローズピンクを纏って、道路には馬車が走り、まるでおとぎの国に紛れ込んでしまったかのような、これまで体験したことのない光景で、今もその時の感動を鮮明に覚えているほどです。

ヨーロッパやアフリカの様々な文化と人種がミックスされているマラケシュは、朝晩、季節によって色々な表情で楽しませてくれる宝箱のような街。
街自体がとてもパワフルで、最初は少し圧倒されつつも、何度訪れても、いつ訪れても新しい刺激に満ちていて飽きさせることがありません。

はじめてのモロッコで記憶に残っているのは、一日5回とモスクから大音量で流れてくるイスラム教の礼拝の呼びかけ「アザーン」。街中に響き渡るその独特な音は耳鳴りのように耳に残り、「ああ異国にいるんだな」と感じさせてくれるのです。

スークを迷い迷って

スークと呼ばれる市場は、一歩足を踏み入れると迷路のようなに入り組んだ道にずらりと並ぶ小さなお店たち。スパイシーな香りと昔ながらのアラブの世界が広がります。

マラケシュのスークはアフリカ大陸最大と言われており、アラブの伝統的な生活の道具からモロッコの手仕事、新鮮な果物野菜、肉、魚などの食品や、衣料品などなど、マラケシュの暮らしの全てが詰まった場所。スークの中には、憧れのモロッコインテリアを叶えてくれる、可愛いモロッコ雑貨もたくさんあり、歩いているだけでワクワクさせてくれるのです。

東京でも海外でもGoogle mapを駆使して、街歩きをするのですが、このスークでは地図は一切役に立ちません。このスークの迷路のような路地をGoogleさんはフォローしきれておらずで、昨日見つけたあのお店にもう一度行こうと思ったら、昨日の記憶を頼りに歩きます。

曲がり角を記憶して道を覚えるのですが、かれこれ10回以上来ているはずが、未だに道に迷うのです。

モロッコの手仕事に出会う

スークの中でもモロッコで伝統的に作られている雑貨のお店が色々。実際に職人さんが作業している風景にも出会えます。

手作業で丁寧に施された仕事は本当に美しく、ここに来るために毎回マラケシュを訪問していると言っても過言ではありません。
迷いに迷って偶然素敵な工房やお店を見つけることも少なくなく、毎回宝探しのような気分で歩くスークは、私にとって刺激的でこの上なく面白い場所なのです。色々世界を旅しましたが今のところ一番楽しい場所です。
手仕事のお話はまた後日たっぷりと。

次回はモロッコの伝統的な宿「Riad(リヤド)」について熱く語ります!
つづきは・・・

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