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ー 旅と手仕事 ー

2018秋スペインの旅・バスク編vol,14-サンセバスチャンで絶品ステーキ-

前回、前々回とビルバオからバスでサンセバスチャンに移動方法や注意点を書きましたが、今回はサンセバスチャンのおすすめバル。私がここだけは毎回行くとっておきな場所です。

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旧市街の絶品バル

サン・セバスチャンの旧市街と言えば、数々の名店バルがひしめき合い、ここを目指してバスク旅をする旅人も少なくないでしょう。旧市街の奥深く、日が暮れはじめると小道に人があふれ出し、食前酒のチャコリを傾け楽し気な雰囲気を漂わせる一帯が現れます。私がサン・セバスチャンのバルの中で一番気に入っているバル「BAR NESTOR」。

夜20時この時間帯は他のバルも混み始める時間ですが、BAR NESTORの店の前は一際人だかりができるので、近くに行くだけで店の場所がわかるでしょう。

店に入ったらウェイティング

開店から閉店までいつ行っても混んでいる人気店。すぐに通されたことは一度もありません。店に到着したらとりあえずスタッフを捕まえて、人数と名前を伝えます。そして飲み物をオーダー。何か紙に書くわけでもないのですが、これでウェイティング完了。バスクのバルで本当にびっくりするのはスタッフの方はメモもなく名前と人数とオーダーを把握してるんですよね~。

店の外でチャコリとワインを数杯のんでいると、席が空き次第どんどん前に待っていた人が呼ばれて店内に入っていきます。座席は奥に4人席のテーブルだけなのですが、立ち飲みのカウンターも空きが出たら順番に入って行く形です。

ここのバルのウェイティングは結構長く、20時台、21時台だと1時間はざら、一番待った時で2時間待ったこともありました。ここのバルはバル巡りで行くというよりもここ1軒だけを目指していくのが賢明。かなりお腹を空かせて、1時間、2時間ワクワクしながら待って、ようやく口に入れた時の口福感をぜひとも味わいたいお店なのです。

頼むべきはコレ

待ちに待ってようやく席に通されたら、頼むべきメニューは、Tボーンステーキ。そしてトマトと唐辛子の前菜、以上!

シンプルなのに抜群に美味い!!

オーダーを終えると割とすぐに提供される、トマトの前菜。カットしたトマトに塩とオイルのみ。こんなシンプルは調理法なのに、、、、人生で忘れられないほど美味しい~トマトは肉厚でジューシー、旨味が口いっぱいに広がります。

続いて唐辛子。素揚げした唐辛子にオリーブオイルと塩のみ。こちらもシンプル!なのに、唐辛子の辛味とほんの少しの甘み、口の中で広がる旨味!ピーマンとか唐辛子ってこんないジューシーでしたっけ?旨味でしたっけ??はじめてこのバルを訪れた時、ステーキよりもこの前菜2種に感激!忘れられない味となったのでした。

満を持してメイン登場!

前菜のトマトと唐辛子に感激していると、カウンター越しに生肉の塊を3つくらいおじさんが持ってきます。ステーキ用にどの肉がいいか選ぶのですが、凄い大きな塊肉を持って来るので、一人の時は「そのサイズは無理」と言って小さめをお願いするのですが、それでも大きい。2人、3人の時は大きいなと思った塊も案外ペロリといけてしまうので、おじさんにオススメを聞いて選ぶと良いでしょう~

10分もすると鉄板で熱々に焼かれたTボーンステーキが登場!外はカリっと中は赤く半生。最高の状態で運ばれてきます。

赤身と脂の最高のバランス

日本人は脂の多い柔らか肉が好きですが、ヨーロッパの人は硬めの赤身肉が好き。ここのTボーンステーキは噛み応えのある赤身に縁の部分の脂がジューシー。噛めば噛む程味が濃くて、本当に美味しいステーキ。バスクに来たら絶対食べた方が良い逸品なのです。

実は私、普段というか日本にいる時に牛肉滅多に食べません。豚も鳥など他の肉もあまり食べないのですが、バスクに行くようになって牛肉に目覚めてしまったので、日本人の大好きな柔らか牛肉よりも私は断然赤身派なのです。最近フランスでもステーキを食べるようになったのですが、パリの有名店ですら肉質なのか味付けなのかNESTORのステーキには全く敵わないのです。

旨味の秘訣は塩ORオイル??

バスクの食材は本当に美味しい。調理がシンプルでも旨味が抜群なのは知っていましたが、こんなにシンプルなのに他のバルよりも断然美味しいのはなぜ??私は何度も通ううちに秘密は塩とオイルなんじゃないかという結論に達しました。ステーキも味付けは塩のみなのですが、写真にも写っている結晶のようになったお塩、バスクではフレークソルトと呼ばれているんですが、天然のお塩でこれが甘みがあって美味いのです。私は毎回バスク旅の都度買って帰るようにしています。フランスの有名なお塩よりも断然バスクのフレーク塩が美味しいです!

前菜2種、ステーキ1つでお腹がはち切れんばかりにいっぱいになります。人数によって肉の塊のセレクトの段階で調整すれば、ちょうど良いでしょう~。分からなければ、肉のプロのおじさんに「2人(または3人)だけどどれくらいのサイズがおすすめ?」って聞くとちょっと多めを提案されますが、「多いな」と思ってもぺろりといけてしまうので、ちょっと多めでオーダー、他のバルにはいかずここで1食分食べると後悔なく帰国できるでしょう~

私はここを訪れる時は、前日の夜から食事の調整に入ります。抜群のコンディションで味わいたいの、前夜軽め、朝飲み物のみ、昼にステーキ。という感じ。ちなみにお腹いっぱいでその日の夜は食べられません。でもとっても幸せな気持ちになるそんなバルです。

注意点

こちらの大好きな「BAR NESTOR」ですが、営業時間が13時ー15時半、20時―23時になっていますが、日曜が昼間のみで月曜が定休だったりで、他のバルのように通しで営業していないので、行きたいなと思った時間に空いていなかったり、待ち時間が長くて、次の予定が押したり、バスの時間が来たりして、なかなか容易ではありません。特に私のようにビルバオからデイトリップでサンセバに遠征に来ていると、夜の営業時間では到底無理で(20時開店なので21時のビルバオ行きに乗れない)ランチを目指すとなると午前中にサンセバに着いて、12時頃から開店待ちをする感じになり、もしバスが遅れたり、キャンセルになるともうステーキ食べれません・・・・日月がバスク滞在のスケジュールだと更に行ける可能性が限定されてしまいます。サンセバ滞在の方は余裕だと思いますが。でも絶対に死ぬまでに1度は行った方が良い名店です。

びっくりリーズナブル!?

こんなにボリューム満点のステーキ!お支払はいくらなんだろ~と心配していたらトマトと唐辛子がそれぞれ5.5€、ステーキはグラム次第ですが私が食べた写真のサイズで44€、チャコリは1.8€、全部で60€ほどでした。バルでピンチョスを摘まむ値段からすると少々お高いですが、あのステーキを食べて60€はかなりリーズナブルです。しかも2人だったのでシェアすれば一人30€。

場所:BAR NESTOR
営業時間:13時―15時半、20時-23時(火~土)13時―15時(日曜)
定休日:月曜
クレジットカード:使用可

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