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ー 旅と手仕事 ー

2018秋スペインの旅・バスク編vol,16-港町ゲタリアへ①Elkanoで絶品シーフードを堪能-

前回までバスクの人気観光スポット、サン・セバスチャンをご紹介しましたが、今回からバスクの魅力的な街をデイトリップで訪れた体験を記していこうと思います。

魚を食べるならゲタリアへ

サン・セバスチャンから西に行った港町GETARIA(ゲタリア)。バスクではどこでも美味しい魚が食べれるのですが、せっかくなのでバスクイチと言われる港町ゲタリアで魚を食そうということになり、魚料理に定評のあるゲタリアの星付きレストランElkano(エルカノ)をクレジットカードのコンシェルジュを通して1か月以上前に予約したのでした。
※現在はElkanoの公式HPからオンラインでの予約が可能です。

どきどきハラハラのバスルート

これまで何回にもわたり、バスクの難関、公共交通機関について書いてきましたが、ゲタリア行きも容易ではありませんでした。ビルバオとサン・セバスチャンの間なので、ビルバオ滞在の私はビルバオからのルートを探ったのですが、ビルバオからだとサン・セバスチャンに一度出て、サン・セバスチャンからゲタリアというルート。サン・セバスチャンからローカルバス(道端にバスストップがある)に乗ってゲタリアへ向かいます。

ゲタリア行きのバスは直行(UK11またはUK10)が何時間に1本か出ています。サン・セバスチャンの街中にあるバスストップ「donostiako Autobus Geltokia」からUK10ZUMAIAというバスに乗り9駅目のGetaria(ゲタリア)で下車、そこから徒歩2分でElkanoへ到着。のはずが、、、時刻表の時間になってもUK10のバスが一向に来ない。。。5分たっても10分たっても。。。近くにいる地元の人に聞いても「もう少し待てば来るんじゃ・・・」という答え。じっと待つこと20分「やっぱり来ない」。またまた近くにいた地元の人に「ゲタリアに行きたいんだけど、20分待ってもUK10来ないんだけど・・・」というと「もう来ないから別のルートで行きなさい」と言われ、教えてもらったルートでバスを乗り継いで向かうことにしたのでした。

乗り継ぎの為に下車して停留所を探すも、停留所が見当たらない。。。というか民家も施設も何もない山の中のバス停で降りた為、とてつもなく不安になるロケーション。たまたま近くを通りかかった地元の人に聞いても「その辺にいつも止まるよ」となかなか曖昧なことを言われ、本当に来るかどうか分からないバスを10分待ってようやく来たバスにGETARIAに行くバスか確認してようやく乗車。本当にドキドキするバス移動の行程。1時間ほどでゲタリア到着。

ゲタリアに到着してみるとこじんまりとしたのどかな港街という印象でした。私達は到着までに予定を大幅にオーバーしたので足早に予約した星付きレストラン「ELKANO(エルカノ)」へ。

楽しみ過ぎる星付きシーフード

レストランに到着するや店先で焼かれる美味しそうな魚介たちに遭遇。炭火でパタパタ焼かれているので辺り一帯に香ばしい良い匂いが立ち込めて、お腹すきすきの私達はもう一気に笑顔満開となるのでした。

レストランの中に入ると、星付きレストランとは思えないほどとってもカジュアル。先客も皆さん地元の方たちが、おばあちゃんのお誕生日祝いをしていたり、ご婦人のお食事会だったりと、普段使いな様子が見て取れます。

こちら前菜のツナ(マグロ)のマリネ。1口サイズながら濃厚なマグロのお味にあっさりしたソースがさっぱりといただけて、日本人が大好きな味です。

こちらは、スタッフさん一押し「コレを食べなきゃ」とおすすめしてもらったココチャのピルピル(タラの喉肉)。お魚の喉肉っていつもは全く気にして食べてませんでしたが、バスク地方だとココチャに限らずピルピル(喉肉)って食材としてよく使われているようで、他のレストランのメニューにもありました。脂身のとろりとした食感とココチャの旨味を凝縮したお味。絶対食べてね、の意味が分かる日本ではなかなか食べられない味です。

こちらはイカの前菜。イカってこんなに美味しかったっけ??日本のイカとなんか違うの??というシンプルな味付けなのに、素晴らしく美味しい、バスクの食材の底力が発揮された一品です。

必食!カレイの炭火焼き

Elkano(エルカノ)を予約した時点で、食べることが決まっていたカレイの炭火焼き。Elkanoのシグネチャーメニューであり、来た人のほとんどが注文するそうです。

熟練のスタッフさんが、フォークとナイフで見事な手さばきで、身と骨をばらしてくださり、部位毎に各自のお皿にサーブ。ホントにその手さばきたるや美しく、星付きに誇りと自信を持っているスタッフの皆さまでした。

衝撃的なお味

綺麗に取り分けていただいたカレイの身。楽しみ過ぎてガツガツする気持ちをグッと抑えて、そうっと口に運ぶと、まずその香りの高さに鼻が喜びます。エルカノ自慢の炭火焼きの香りがしっかり鼻で感じた後は、口に運ぶとホロホロと身が崩れていき、びっくりするほど、ふわふわ!柔らかな食感に口で喜んで、ゲタリア名物のチャコリと合わせて、マリアージュを楽しみます。

いつも全く注目していないヒレの部分。スタッフの方が「ここはとびきり美味しいから味わって食べてね」と。身とゼラチン質と少し焦げ目が香ばしい!本当にとびきり美味しい!!今まで適当に食べて捨てていた自分に深く反省!

最後にミルフィーユとキャラメルのアイスクリームのデザートをいただいて大満足のランチでした。ミルフィーユもアイスもめちゃくちゃ美味しいので、デザートも是非。写真はないのですが、ブイヤベースも上品で臭みもなく、魚介のおいしさをギュッと閉じ込めた1杯。南仏で飲んだブイヤベースは塩気が強すぎたけど、こちらのブイヤベースはお出汁の味が濃くて自然の魚介から出る塩気のみで、本当に美味。おすすめです。

Balenciagaの故郷

ゲタリアはファッションデザイナーとしてメゾンブランドを率いるバレンシアガ氏の故郷としても有名。そしてElkanoのスタッフのユニフォームはバレンシアガデザインとのこと。写真を撮り忘れましたが、可愛いエプロンワンピースで、購入できるなら買いたいくらい可愛い!!!もし行かれる際には、そちらも必見。

お値段もこのクオリティに!と驚くほどお安く一人飲み物入れて1万円以下。星付きレストランとしてはとってもリーズナブル!!!レジ横で販売しているElkanoオリジナルのオリーブオイルも800円ほどでパッケージも可愛く味も美味しいのでお土産におすすめです。

場所:Restautante Elkano(エルカノ)
営業時間:ランチ13時~15時15分、ディナー20時半~22時15分
定休日:火曜日
予約:公式HPまたは電話

+34 943 14 00 24
クレジットカード:使用可

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