2018秋スペインの旅・バスク編vol,19-仏バスク・サンジャンドリュズ‐
前回までスペイン側のバスクの魅力的な街をご紹介してきましたが、今回から満を持してフランスバスクに入ります!
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スペインからフランスへ越境
まず、スペイン側バスクのビルバオからフランス側への移動ですが、私は1度目はバス&電車を使い、2度目はバスを使いました。バス&電車の組み合わせの場合は、ビルバオのバスターミナルからスペイン側の国境の街Irun(イルン)まで行き、Irunからフランス側の国境の街Hendaye(アンダイエ)まで電車、Gare de Hendaye(アンダイエ駅)でGare de Saint Jean de Luz(サンジャンドリュズ駅)で下車。アクセス方法にもよりますが、ビルバオからサンジャンドリュズまで2時間から3時間です。
ビルバオからの直行バスが早朝に1本あるのですが、7時発のBAIというバスに乗ると直行でサンジャンドリュズまで行けます。BAIの乗り場はビルバオバスターミナルから少し外れた場所にあるので注意が必要です。係の人に聞いて乗り場を確認しましょう。
ビルバオバスターミナルからのバスの乗り方
サンセバスチャンからサンジャンドリュズまでは、1日何本かバスが出ていたり、電車もあるので比較的アクセスは良いです。
サンセバスチャンのバスターミナル
パスポートは要携帯
EU圏同士なので国境を渡るときに並んでスタンプをもらうようなことは行われないのですが、越境の時にバスに警察が乗り込んで来て、何人かにパスポートの提示を求められることがありました。毎回ではないのですが、外国人は特にパスポート見せるように言われることがありますので、携帯した方が良いでしょう。持ってないとバスから下ろされることも無きにしもあらず。
フランスらしさを感じる
サンジャンドリュズの街はこじんまりしていて、1時間もあれば廻れてしまう大きさ。そしてなんというかスペイン側とは違うお洒落な雰囲気。建物の色使いや歩いている人がフランスらしく洗練されています。当然ながら言葉もスペイン語からフランス語へ。お店などに書かれている文字や看板などもフランス語へ。
フランス側のバスクというと、著名人の別荘が多いのでも有名なのですが、元英首相のウィストン・チャーチルの別荘は国境の街アンダイエにあったと映画にあったので、アンダイエは印象的でした。海辺の別荘素敵ですよね~お値段とんでもなさそうですが。。。
バスクのお祭り
私達が訪れた土曜の朝は、年に1度のお祭りの日で、ベレエ帽と可愛いバスクの民族衣装を身にまとった地元の人たちが楽器を鳴らして行進していました。ブルーと白を基調とした民族衣装と仏バスク生まれと言われるエスパドリーユの靴がとっても可愛いのです。自分の生まれ育った土地に誇りを持って伝統を大切にするバスクの人たちに出会うことができました。
次回はサンジャンドリュズの市場をご紹介します!
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